1歳になると歩き回ることもできるようになり、0歳の時よりもさらにいろいろなものに興味を持ち始めます。
絵本を読むときも声に出したり真似したりします。この頃に絵本と触れ合うことで言葉の理解も更に深まります。
そこで今回は、1歳におすすめの絵本を6冊紹介します。
きんぎょがにげた
・あらすじ
金魚が1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた?カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。
・解説
子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながら金魚を探して楽しめます。 金魚が1ぴき、金魚鉢から逃げ出した。金魚だと言われないと金魚には見えないような金魚の主人公を探す絵本です。各ページでは金魚がどこかに隠れています。
1回読めば赤ちゃんも場所を覚えて楽しめなくなるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、何回読もうが場所が分かろうが、赤ちゃんは常に目を輝かせてこの本を楽しんでくれます。
だるまさんが(だるまさんシリーズ)
・あらすじ
左右にうごくだるまさん。ページをめくると……あらら、びっくり! 大わらい! さて、おつぎは……?
・解説
「だるまさんが」、「だるまさんの」、「だるまさんと」3冊がシリーズになっています。「だるまさんが」はシリーズ第1弾です。シンプルな内容ではありますが、赤ちゃんだけでなく大人まで、ページをめくるたび笑いの渦に巻き込まれます。
だるまさんの(だるまさんシリーズ)
・あらすじ
変幻自在のだるまさん。
こんどは、なにをみせてくれるかな?
めがねをはずすと・・・
ミトンをぬぐと・・・
あらら? びっくり おおわらい!
・解説
「だるまさんが」はシリーズ第2弾です。「だ・る・ま・さ・ん・の」めがねをかけただるまさんが登場。ページをめくると、あっとおどろく展開に! この作品も、赤ちゃんだけでなく大人も笑ってしまうような、そんな作品に仕上がっています。
だるまさんと
・あらすじ
みんなだいすき だるまさん。
あらあら こんどは おともだちと・・・・・・
いちごさんと ばななさんと めろんさんと
だるまさんが、くだものさんと、あんなことやこんなこと。
・解説
「だるまさんと」はシリーズ第3弾です。前2作は笑いを誘うような本であるのに対し、今作は気持ちがほっこりしてくるような、癒しの要素のある絵本です。 いちごさんにばななさん、めろんさんといった今回はだるまさんのお友だちも新たに登場し、 にぎやかな感じにもなっています。
3冊ともそれぞれでも楽しめますが、3冊すべて揃えるとだるまさんの魅力が十二分に発揮されますので、ぜひ揃えてみてくださいね。
ねないこだれだ
・あらすじ
夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ?ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ?まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。
・解説
シンプルなはり絵と独特のストーリーで、怖い話なのですがなぜか子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。
うずらちゃんのかくれんぼ
・あらすじ
うずらちゃんが、仲良しのひよこちゃんと、かくれんぼをはじめました。
花、ひょうたん、キノコと順番にかくれるのですが、ハチがぶーんととんできたり、風がびゅーんと吹いたり、大きなカエルがぴょーんととびだしてきたり…でも、楽しいかくれんぼに夢中になっていたら、雨がどんどんふりだしてきました。
おうちに帰れず悲しんでいると、そこにあらわれたのは…。
・解説
ほっこりとするのと、遊びのわくわく感が同時に楽しめる絵本。絵がカラフルできれいです。ぜひ赤ちゃんと一緒にかくれんぼを楽しんでみてくださいね。